福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『正龍軒』古賀市青柳工業団地内

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かなり昔からやってる店だが、駐車場が狭いために何度も断念したラーメン店。
地元で散髪屋を営む後輩が、「あの店、近々区画整理に引っ掛かって無くなるらしいですよ。」と教えてくれて、一度だけでも食べておかなければ…との使命感から立ち寄った。


市内青柳地区の工業団地内にあり、工場の営業に併せて日曜が定休日だった事も、なかなか食べられなかった理由の1つだが、昼間は馴染みの常連客で賑わっている。
客の半数はラーメン、残りの半数はチャンポンで注文が別れており、これに炒飯orご飯or餃子のいずれかを併せて定食にしている(笑)


カウンター10席・座敷12席の店内は、写真の様に入り口は開けっ放しでエアコンは使っておらず、大将夫婦が年期の入った手つきで料理を仕上げて行く。
煤けた天然のレトロ感そのままで、ラーメンも子供の頃に食べた昭和の豚骨スープの王道で、年輩客が多い事も頷ける味わいだ。


・しつこくない豚骨

・スープ表面の油脂

・豚骨特有の膜張り

・粉っぽさ残る細麺

・キクラゲと刻み葱

・炒豚ではなく煮豚

・盛付け少ない具材


懐かしい…、部活帰りに食べた昭和のラーメンに相応しい風格で、心の中で密かに“合格っ!!”と呟いていた(笑)♪



でも…こうやって、昭和は少しずつ役割を終えて葬られて行くのかなぁ…(涙)