28日で年内の営業が終了と耳にして出向き、
12時過ぎに入店すると品書きが書き直され、
女将から前回から100円値上げしたと一言、
消費増税で食材費も上がっており当然の判断。
大盛り 700円
いにしえ系のお手本のような見た目と香りで、
すぐに表面に膜が張る懐かしいタイプの豚骨♪
大盛りであっても焼豚は並と同じく1枚のみ、
この素っ気なさこそが昭和の風情に丁度よい。
寸胴からスープをすくって平網で丁寧に濾し、
丼に注いでから麺を湯切りしてスープに浸す。
具材を浮かべプラの蓮華をザブッと差し込む、
その蓮華の角度すら決まっているような雄姿!
食後に「来年も顔を出す」と挨拶を交わすと、
女将から「良いお年を」と笑顔で見送られた。
この店の行く末は最後まで見届ける所存だが、
少しでも長く続けて欲しいと心から願う次第。