さほど複雑な場所ではないが店舗のある位置が、
表通りに沿った細い上り坂を昇った所にあって、
通り沿いからは建物が見えない隠れ家的?存在。
駐車スペースも微妙で停車にテクニックを要し、
下手くそに停めると他の車両が出られなくなる。
4人掛けの卓席と小上がり席が用意されており、
小上がりからはのどかな山間風景が眺められる。
隣との間隔が広めのセッティングで天井も高く、
ゆったりとくつろげる空間で蕎麦茶を堪能した。
一九膳 1,200円
こちらでは、十割そば以外のそばは「二八」で、
店主独自の比率でブレンドしているとの事だが…
高倉とはこの周辺地域の地名であり驚いた事に、
店舗近くで蕎麦を自家栽培・製粉される事から、
オリジナル「高倉産蕎麦粉」が使用されている。
細すぎない切り幅で喉越しもするっと心地よく、
ほんのりとした香りと味わいの良さが感じられ、
醤油風味が際立つかえしと自然に馴染んでいる。
かしわご飯とともに惣菜・酢の物などが運ばれ、
煮物や玉子は出汁の旨さが存分に活かされいる!
順番としては、先に蕎麦が運ばれてくるのだが、
お膳が二つになるので配置的に食べづらくなる…
かと言って先に蕎麦だけを食べ終えてしまうと、
惣菜の余韻から蕎麦湯を頂くという流れになり、
この点は個人的だが素直な感想として記載する。
もう一つ言えるのは男性客には量的に少なくて、
蕎麦は大盛りで注文する事をお勧めさせて頂く。
※美味しさや雰囲気の良さは間違いなくお勧め♪