久留米市『真教寺』で素晴らしい鶏醤油を頂き、
デフォの鶏白湯も頂きたい衝動を我慢しながら、
鳥栖で12月中に閉店される『おだや食堂』で、
この日2杯目のラーメンを頂戴する事になった。
インスタのフォロワーさん情報によれば9月に、
すでにお店の建物が売りに出ていたとの話しで、
早い段階で廃業する決断はされてあったご様子。
厨房は広めだが献立は麺類主体に絞られており、
使われるコンロや調理台は限られた一角のみで、
厨房と店内を仕切るようにカウンターがあるが、
お盆や調味料が雑然と置かれて食事は出来ない。
ラーメン 650円
店内は宅席と小上がりの懐かしいスタイルだが、
席数はそこそこあり高齢のおばちゃんが一人で、
調理から配膳・下膳・代金の受け取りまで全て、
自身でこなされかなり大変そうに見受けられた。
前回は昨年12月に訪れてラーメンを頂いたが、
その時も目にしていながらすっかり忘れていた…
チャンポン・焼ソバ・焼うどん・野菜炒めなど、
手が掛かる献立は14時以降にしか提供されず、
チャンポン目当てだった私は見事に撃沈した(涙)
同店の豚骨スープを舌と脳裏に焼き付けるべく、
ラーメンをお願いして暫し湯切りを眺めていた。
薄暗い蛍光灯のおかげでスープは綺麗な乳白色、
あっさり豚骨ながらも若干塩気が強く感じられ、
道すがらドライバーさんや肉体労働系の方々に、
間違いなく好まれるであろう食堂系のラーメン♪
低加水の細麺で言わなければヤワで提供される、
チャーシューは意外と柔らかく少ししょっぱめ、
見るからに老舗らしいビジュアルと味わいだが、
これも後継者が居られない事による閉店なのか?
八幡西区『折尾一番』も閉店されてしまったし、
ノスタルジックな気分でしょっぱさを感じた(涙)
やはり何とかしてチャンポンと炒飯も食べたい…