献血で北九州まで出掛けた帰りに立ち寄った、
『折尾一番』の建物がどうなっているのかを、
確認したくて訪れると既にテントは外されて、
厨房奥の壁にはでっかい穴が開けられていた。
私は『折尾一番』は4回しか実食経験がなく、
当然の事だが店主夫妻との思い出とかもなく、
昭和を引きずる店舗・店内の雰囲気が好きで、
常に老舗の豚骨ラーメンが頂けるお店として、
たまに寄らせて頂いた程度の通りすがりだが、
それでも今後この風情や佇まいがどうなるか、
気になり訪れたがどうやら改装の様相だった。
閉店バブルで客が大挙して押し寄せたらしく、
予定していた11月15日より2〜3日早く、
閉店されたとフォロワーから伺っていたけど…
一軒のラーメン店が歴史に幕を降ろす光景を、
目の当たりにするとやはり心中穏やかでなく、
センチメンタルな気分にさせられてしまった。