福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『和風ちゃんぽん極み』201号線沿い(実食)

日曜日に偶然みつけたお店で、場所だけは2つ前の日記にアップしたがそのインパクトが忘れられず、週休だった今日入店を試みた。
夕方から居酒屋を営んでいるためか、和風の佇まいでBGMで琴の音色が流れていた。

イメージ 1


前回の日記からどうしても「つけちゃんぽん」気になってしまい、自分の疑問を自分で検証すべく実食に挑んだ。

イメージ 2


つけちゃんぽん800円


5分ほど待って出て来たのは、炒められた具材と茹でて締められたチャンポン麺で、つけ汁は表面が一味唐辛子と白ゴマで覆われて、白濁したスープとは明らかに別物である。

イメージ 3


大将からは「お好みで、酢を加えてお召し上がり下さい。」と言われた。
私は皿うどんにも酢を入れないし、冷やし中華はタレの酸味が苦手で自らの意志で注文する事はない。

イメージ 4


つけ汁を味見すると獣系の味わいは感じられず、醤油の他に鰹節と魚粉の風味が口の中に広がる。

イメージ 5


具材の扱いが分からず、とりあえずつけ汁にブチ込んで…

イメージ 6


麺と絡めて頬張ってみると…


炒めた具材の芳ばしさはつけ汁に反映されず、歯応えとして楽しめるが麺をすする時には邪魔にもなり、途中から具材は先に食べてしまい単なる「つけ麺」状態であった(笑)



【結論】
私的にはチャンポンとは呼べない代物で、表現するならチャンポン麺を使った酸っぱくない「冷麺」って感じだ。


つけ麺としては普通に美味いレベルで、極太麺の代わりにチャンポン麺を使っている事や、魚介ダシと魚粉に辛味を組み合わせるところ等、最近のつけ麺ブームが織り込まれている事を実感できる。


でも、チャンポンの定義が存在するとしてこれは果たして該当するのか?
チャンポン麺を使って「創作ちゃんぽん」だと店主が言い切れば名乗れる物なのか?
なまじ、ちゃんぽん麺を使ったつけ麺だと言い切った方が、具材のバリエーション次第では幅が広がると思うのだが…


再度申し上げる、つけ麺だと解釈して食べれば普通に美味いので、先入観を持たずに試して頂きたい商品である(笑)