『元祖長浜屋』
今年初のになるが、気付けばすでに2月に入っているではないか…
13時過ぎだと言うのに、札所(券売機)の前には常に5~6名が列を連ねており、中も満席で若い衆に呼ばれて1人ずつ入っていく状態だった!
13時過ぎだと言うのに、札所(券売機)の前には常に5~6名が列を連ねており、中も満席で若い衆に呼ばれて1人ずつ入っていく状態だった!
義兄弟の契りを酌み交わした“盃”とでも言おうか…
今年一発目の盃は、親分の情けから私の身体を気遣ってくれた様子で、塩分控えめの「薄い」味わいであった。
今年一発目の盃は、親分の情けから私の身体を気遣ってくれた様子で、塩分控えめの「薄い」味わいであった。
ドスみたいに鋭く切り込んで来る肉片の塩気が、薄味のスープを援護射撃して来るっ!!
更に鋭い刺激が欲しくなり、「豚骨までシャブる」との異名を持つタレを盃に注入し、禁断症状から脱却するに至った。
更に鋭い刺激が欲しくなり、「豚骨までシャブる」との異名を持つタレを盃に注入し、禁断症状から脱却するに至った。
盃の背景からもお分かりの通り、今日は総元締め(厨房)脇のカウンターに陣取った。
お陰で、相席状態のテーブル客からは一目置かれており、姐さんの「カタイタマ~」を真横で聞かせて頂くという、幹部クラスのスペシャルな待遇を受けるに至ったのだ!
お陰で、相席状態のテーブル客からは一目置かれており、姐さんの「カタイタマ~」を真横で聞かせて頂くという、幹部クラスのスペシャルな待遇を受けるに至ったのだ!
献血の後だけに、血染めの抗争シーンのごとく紅生姜が悲しげな彩りを添える。
ココで飛び交う「ナシカタ」という言葉は、脂を足さない「ナシ」と麺の硬さのを表す「カタ」と思われているが…
親分を裏切った時のけじめとして、片手の小指を熱々のスープに浸けるというあり得ない仕打ちから「ナシカタ」と呼ばれ、仁侠の世界に通じる深い意味が潜んでいるらしい…。
盃には、別の兄弟に回し飲みする流儀から半分ほど残した、思わず『元祖長浜組』と声を発しそうになる自分がいた!
仁侠映画の博打客のごとく、ギラギラとした眼差しで麺の湯切りの「丁半」を見つめながら、皆が自分の“盃”が運ばれるの待っている雰囲気は殺気すら感じられる…。
数々の修羅場を繰り広げてきた『元祖』、その歴史に敬意を表して今年の一杯目は「仁義無きバージョン」でお届けした。
最近、ブロとも達の日記を見る限りではスープが安定している様子だったが、いつもと言うか期待通りの「薄さ」で何となく安心した(笑)♪