家族で泊まりで出かけて、一人で小倉を散策した時のお話し。
有名店はいくらもあるが、TVで紹介されてた映像を思い出し、
中華料理店の醤油ラーメンに焦点を絞った。
中華料理店の醤油ラーメンに焦点を絞った。
『中華料理 耕治』
壁面の御影石、金色の文字についつい敷居の高さが感じられる。
分かりにくい場所だが、私の人生よりも長く続いている老舗店。
(詳細はお店のHPをご覧あれ)
入店すると漂う高級感に相応しく、店員のオペレーションも上質。
掛軸にもカウンターにも、とにかく品の良い雰囲気に溢れていて、
そこかしこに老舗たる由縁を肌で感じる…。
そこかしこに老舗たる由縁を肌で感じる…。
メニューを渡され、ラーメンしか頼まないのだが一応眺めてみる…
干しアワビや、ナマコやフカヒレなど高級食材の文字が並んでる…
この状況だと、醤油ラーメンだけを頼むのはかなり勇気が要る(涙)
が、最近地元の番組で“山本華代さん”が食べてる映像を見掛けて、
どうしても食べてみたかった次第である。
どうしても食べてみたかった次第である。
ラーメン700円
スープをすすると、使われている材料が次々と舌先に挨拶して来る。
並の店とは明らかにベースが違い、食材の特定すら出来ない奥深さ。
醤油の旨みが見事に引き出され、スープ素材と高水準でマッチする!
炒豚は意外なことに、懐かしいタイプのラーメン屋っぽい味わいだが、
あっさりとした醤油スープには丁度良いバランスだ♪
あっさりとした醤油スープには丁度良いバランスだ♪
鶏ガラだと思われるが、さすがに並の店の鶏ガラでは出せない旨みで、
麺にもしっかりと絡みながらも主張しすぎない。
麺にもしっかりと絡みながらも主張しすぎない。
かなり完成型だと思うが、店主は醤油ラーメンを研究しているらしく、
これからも少しずつ進化を遂げていくのであろう。
これからも少しずつ進化を遂げていくのであろう。
旨さを表現する引き出しが、今日は貧相だと自分で思い知らされたが、
この写真でお店の心遣いを分かって頂きたい。
この写真でお店の心遣いを分かって頂きたい。
お冷やではない。