福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『ら~めん屋 たつし』東区名島(夜は娘と♪)

遂に我がブログも、記念すべき千本目の記事を迎え、娘とホームを訪れた。
カミさんが夜勤の日に、私と食べに行きたいと先週からリクエストされてた♪
娘とは久しぶりで、挨拶してくれた大将に照れ笑いしながら会釈していた。








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たつしラーメン(マー油入り)

娘のお気に入りで、黒い竹炭麺が美味しいので試してみるよう注文したが…
大将から「娘さん、黒麺はニ度目ですよね?」と、麺を茹でながら言われた…









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マー油に包まれたスープ表面に、こっそり竹炭麺が見え隠れする品の良さ。
娘に確認すると間違いなくニ度目で、改めて大将の記憶力に驚かされる…。
私の物忘れなのか、「歳とったね…」と娘からしみじみ言われてしまった(涙)









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パパのラーメン(太麺)

お気に入りの組合わせで、太麺がグイグイ旨さを引き連れて喉を通過する。
話は弾み、毎年恒例の最終営業日に出される限定ラーメンの話題になる…
大将から「今年は何を予想しますか?」と尋ねられ、私は無難な選択肢で…


「鶏白湯?」と答えると…


「それは得意中の得意です(笑)」と、牛テールの時と同じリアクションだった。


「以外とベタに…味噌とか?」と、懐の浅い返しをすると…


「今年は麺を、全て手打ちで作ろうと思って…」と、少しネタ披露してくれた。


実はこれまで、最終営業日は12月30日であったので、私は有給を入れた。
ところが、今年は30日が定休日の木曜に当たるため29日が最終営業(涙)
残念ながら私は、今年の限定ラーメンが食べられないと決まったのだ(号泣)









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大人の味わいに癒されていると、大将が申し分なさそうに提案してくれた…
撮影しない条件で、限定ラーメンに試作した自家製麺を出してくれる事に!









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写真は太麺だが、ここからは想像で麺を思い浮かべて頂きたい。


大将が、替え玉として出してくれた試作麺は、なんと白黒の二層麺だった!
白と黒の麺生地を、それぞれ極薄に伸ばして貼り付けて、細く刻んでいる。
パスタマシーンを使った細麺で、麺を寝かす日数を試している最中との事…


しかし大将が、苦笑しながら「しくじりました…。」と言うので、麺をすすると…
麺自体に味わいがあり、モチモチの食感など娘も特徴を瞬時にとらえたっ!
だが、明らかに麺の滑らかさが感じられないため、素直に感想を伝えると…


当然だが、白と黒の麺はそれぞれ違う品種の小麦を使って生地を作る為…
二種類の小麦粉は、麺を打つ際の加水率もそれぞれ微妙に異なるのだっ!
従って、打ち立てと寝かせてからの麺にはかなりの違いが生じる事になる。
私が頂いたのは寝かせて4日目と言われたが、確かに食感の善し悪しは…
大将が納得できない事は私も理解はできたが、麺自体の味わいは面白い。


この麺をもう少し工夫と熟成させる事で、最終営業日に限定で提供される。
万が一、二層麺の食感がイマイチだった場合に備えて、彼の保険策として…
スープの質感を高めて、本当に旨い商品で出しますので…と話されていた!
驚いた事に、スープの詩作は一切やらずに構想をそのまま具現化される…







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豚骨用の「自家製魚介調味料」を加えたスープで、この二層麺を頂いたが…
麺の味わいがスープに負けず、決して自己主張は強過ぎず調和していた。


とりあえず、この限定麺を使ったラーメンを頂くには29日の開店直前から…
寒風の吹く店頭にて、長蛇の列に身を投じて順番を待たなければならない。
でも、仕事を休んででもこの限定商品は、食べる価値があると断言するっ!


彼は、次の1年を掛けてこの限定商品のためにアイデアを練り続けている。
そして唯一、奥様にも気兼ねなくコスト度外視で作る事が出来るラーメン(涙)
29日は会社の納会だが、悪あがきでも何とか休める様に調整しないと~!










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年末年始はご覧の通り、どうしてもダメなら来年最初の客になるかな…(涙)


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