福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『手打ち蕎麦 花音』古賀市美明(鴨ありました!)

3週間ぶりの平日週休で、どうしても行きたかった『花音』を13時過ぎに訪麺した。
平日ながら、店先まで先客達の話し声が聞こえていて、店の活気が伝わって来る!
店内は私がカウンターに座った段階で満席、しかも私以外は客も女将も全て女性!
と、私の両隣が次々と退席して対面キッチン状態で、女将さんと話す事が出来た♪







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鴨南蛮が出来るか尋ねると、仕入れられたとの事で笑顔で注文に応じて下さった。
色々と話していると、女将さんは独学でなく福岡市内で修業されたとの事であった。









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鴨南蛮そば(大盛り) 1,500円

湯気に混じるほのかな醤油の香りが、鼻腔と空っぽの胃袋をジワジワと刺激する!









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大きめの鴨肉が3切れ、それに焼き色のついた長ネギと三つ葉が盛り付けられる。
鴨肉の上にネギが乗り、まさに「鴨がネギを背負ってやって来た!」状態である(笑)









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鴨肉はハガキ半分ぐらいの大きさで、肉厚も2~3ミリで心地よい弾力が堪らない!
仕入先の規格が変わり、これまでより食べ応えが増したと客の反応も上々らしい。
味付けは最小限に抑えられて、鴨肉本来の旨味をしっかりと味わえる仕上がりだ!







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ピンボケで小さめの写真で掲載だが、微妙に違う太さが手打ちの温もりを感じる。
十割だと思っていたが、蕎麦粉十に対して繋ぎ一の「十一」だと説明して下さった。
それでも時間が経ったり、湯掻いてる内に蕎麦が溶けて長さにバラつきが生じる。
蕎麦湯が濃厚なのもそれが理由で、ここは絶対に蕎麦湯を頂かないと勿体無い!









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蕎麦と一緒に出される汲み豆腐は、きめ細かなで滑らかな口溶けの拘りの逸品。
にがりを使わず、皆まで記載しないが繋ぎの材料を聞いて、その滑らかさに納得!


美味しかった、女将さんの計らいで今回はかえしを頂かずに、蕎麦湯を堪能した。
暖かい汁蕎麦のつゆは、醤油を控えめにしたらしいが旨さに遜色は感じなかった。
女将さんも血圧が高いそうで、安心して飲み干せるつゆを模索されているとの事。


他にも営業時間や提供する商品の事などで、なかなか厳しい注文を頂く事があり…
色々と話しを伺うと、女将さんの経営方針と客達の要望の狭間で苦慮されていた。
少し涙眼にも見えたが、女将さんの真面目かつ一途な想いが痛いほど感じられた。






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そんな素敵な女将さんが奮闘される蕎麦店、今後も個人的に応援していく所存だ。


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