その存在を知ったのは、への先輩のブログに掲載された記事だった。

マルちゃん ほくほくのコロッケそば
蓋の下のには、濃口の醤油とかつおの香り豊かなそばつゆ…らしい。
地方の食文化として、コロッケを蕎麦に浸して食べるのは構わない!
が、それを全国区で販売する商品として開発したマルちゃんに拍手。

素朴な味わい
ほくほくしたじゃがいもコロッケ入り
私の心を鷲掴みにするキャッチコピー♪
でもお湯を注ぐだけで、ほくほくコロッケとは本当に大丈夫なのか?

ご覧の通りワカメと葱が散らばり、出来栄えは『緑のたぬき』ぽい…
明らかに、福岡県民には違和感たっぷりのコロッケがドンと浮かぶ!
当然つゆでフヤフヤだが衣の風情や「じゃがりこ+お湯」的な食感!
コロッケとつゆの融合が、きちんと計算された具材だと素直に脱帽…
冗談抜きに旨いが、カップ麺としてジャンクだからこその味わいか?
実際、きちんとした蕎麦に揚げ立てコロッケを浮かべても旨いのか?

とりあえず、蕎麦はマルちゃんのカップ麺であり他に感想もないが…
これを商品化したマルちゃん上層部には、真面目に拍手を贈りたい!
で、
ここからは、ちゃんとした蕎麦の話しで…
大晦日、人並みに祖母宅に帰省して、叔父と日本酒を酌み交わした。
久し振りの日本酒で、さすがに紅白歌合戦の終わる頃にはグッタリ…
そろそろ潮時だと、叔母に「年越しそば、食べるね?」と尋ねられ、
流石に具は望まず、葱だけでお願いすると鰹の良い香りに包まれて、

飲んだ後の暖かい汁物って、どうしてあんなに美味しく感じるのか?

辛うじて祖母は起きていたが、どこの蕎麦屋か尋ねても曖昧な返事。
葱で頂くシンプルな汁蕎麦が、飲んだ〆には心地よい一杯だった♪