福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『武庵 花福』中津市大字蛎瀬(かきぜと読む?)

豊後高田の旧車イベントに出掛けるべく、前日からブラリ国道を南下。
土曜日は中休みなしと書かれておる、それだけを頼りに15時に到着!


築100年以上の蔵を改装した、趣のある佇まいの店構えが印象的だ。
だが、入り口に立てられた札には、何やら宜しくない気になる文字が…









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準備中…?、いやいや…、地元有名誌が監修したラーメン情報だぞ…
平日は中休みされるが、土日・祝祭日は通しで営業と記載してあるっ!


半ば諦めて店構えを撮影していると、店主が買い出しから戻って来た。
愛車の福岡ナンバーと、情報誌片手に店を撮影する私を見た店主が…


声を掛けて下さり、名物のラーメンを1杯作って頂ける事になった(感涙)










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店内に招かれると、夕方の営業に向けて厨房では仕込みの真っ最中。
やはり週末は予約が多く、買い出しや仕込みに時間を要するための…


「準備中」だった!


私の席の隣には、階段箪笥と二階への階段があり、間接照明が灯る。
照明に照らされた『エビス』のロゴが、不思議と店の雰囲気に融合する。











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私の背後には座敷が控え、奥に飾られる棟方の版画は『棟方志功』!











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鱧ら~めん 900円

丼でなく一人前の鉄鍋に盛り付けられ、最後まで熱々で頂ける算段。
更にスープが残ったら、そのまま火に掛けて雑炊に出来る仕掛けだ。











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骨切りした鱧を軽く湯引きして、花開いた白身に紅葉おろしを乗るせ。
丁寧な骨切りで軟らかな白身は、その味わいをスープにも滲ませる!










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醤油の優しい風味と、鶏ガラや昆布などを融合させた和風の味わい。
白ゴマは地味に存在感を示し、ニラや若布が和風の色気を増幅する♪


細麺は自家製で、以前はほうれん草が練り込まれ、翡翠色であった。
が、ほうれん草の産地が東北だった事から、放射線汚染が懸念され…


現在は仕入れを控え、卵をふんだんに練り込んだ細麺で提供される。











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レモンの上には刻んだ柚子がおごられ、中盤からスープに投入する!
爽やかな酸味がスープ全体に広がり、ほのかに清涼感すら漂わせる。


飲んだ後に注文するお客も多くて、さらっと頂くための店主の工夫だ。
食べ終えると、店主が感想を聞きに来たので他にも色々な話しをした。


とにかく、私みたいな一見客にも気さくに話して頂き、儲かった気分(笑)










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夜は七輪焼きと焼酎も楽しめるが、ここはあくまでもラーメン屋だ!
私は気に入ってしまった、中津なら私用で出掛ける事もあるし(笑)



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