4月27日(土)正午、私はこんな所にいた。
余念なく準備される、cuisnier 小島 圭史氏。
出張専門で、沖縄の食材でフレンチを提供!
食前酒は、八朔を使用した爽やかな味わい。
島豚のパテ・アン・クルート
島豚の珍しい部位を使い、肉の旨みが濃厚。
隣の紫人参は、洒落た名前で思い出せない
人参にも関わらず、素朴でフルーティな甘み。
土曜の昼間っから…、罪作りなグルメ企画♪
福岡・沖縄の人参コンポジション
薄切りで、サラダの様な食感が演出されて…
下にはペースト状で、味付けされたソースが、
その下に隠された2種類の貝と、優しく融合♪
このソースは、参加者の殆どが絶賛していた。
泡盛の特徴を上手に残しつつ、生姜が直球。
ゴボウの周りに付着した土までもソースに…
繊維質が少なくて、ザラつきもなくほろ苦い。
島ゴボウのソースで、添田町のゴボウを頂く
ゴボウの共食いなのに、何故こんなに旨い?
小島氏が作業中に一度苦悶の表情を見せた。
腰に痛みが…と、最後の挨拶で話されていた。
頬肉と血合いの所が、じっくりと火を通され、
それと、大蒜を混ぜ合わせた素敵なソース♪
焼酎も進む…、泡盛の生姜割りをもう一杯。
純血アグーのロティ 長崎産イノシシのブレゼ
純血のアグーは、沖縄本土でも少ないとか…
軟らかく、思ってたよりも上品な肉質と旨味。
長崎産イノシシは、お箸でも切れる仕上がり!
しつこさやクセ等がなく、脂身が実に爽やか。
にがなのグラス
沖縄の薬草で、独特の苦みが大人の味わい。
ナッツの油分が合わさると、ほのかな甘さが…
石垣島産カカオのケイク
小麦も、農家から粒で仕入れて自分で挽き、
自家焙煎したカカオで、風味を加えた一品。
甘みは極力抑えられ、最後はゴボウ茶で〆
吟味した食材かつ、その使われ方も面白く…
素材の旨味が存分に引き出され、正に脱帽!
小島シェフ、スタッフの皆様、お疲れでした~
美味しさの余り、正直、飲み足りなかった(涙)
【追伸】
本当にありがとう御座いました、感涙です!
私も中年まっしぐら、益々の精進を重ねて…
自他共に認める、不良中年を目指します(笑)