年明け4日の昼飯は、ここに決めていたが、
年始の土曜日と、帰省のUターンに加えて、
宮地嶽神社に向かう初詣客渋滞で立ち往生。
ようやっと敷地内に到着し、暖簾を潜ると、
若女将の挨拶と、大女将の笑顔に迎えられ、
その後から大将の、威勢の良い挨拶が続く。
ワンタン麺 650円
私はこの店で、「ワンタン麺の人」である!
この店に通い出し、1年ぐらい経った頃に、
若女将から、初めて声を掛けられた言葉が、
「今日はワンタン麺じゃないんですね。」
ワンタン麺を頼む頻度は、確かに高かった。
なるほど、そう認識されるの悪くない(笑)
それから数回、若女将が居る時は意識して、
ワンタン麺ばかり頼み擦り込みに成功した。
客の出入りはあれど、ずっと満席をキープ!
だが驚いた事にカウンターの客は全て常連。
年始の挨拶を交わし、品書きも見ずに注文。
そんな客入りでも、この日のスープは極上。
淡い豚骨の旨味を、出汁が上手に包み込む。
熱々のワンタンは、火傷覚悟で口に運んで、
やわい細麺を頂きながら、その相性を実感。
と、隣りに座って来た常連客の年配男性は、
ラーメンが出されるや、一切味見すらせず、
紅生姜をわさっと載せ、胡椒を三回振って、
ゴソッとかき混ぜて、一気にすすり始めた!
吉牛である、つゆだくに紅生姜ドバッ状態、
前回のサラダ載せラーメンも驚かされたが、
相変わらず奥深い、常連客の当然ワールド!