遅めの昼休みながら、店内はかなり賑わい。
辛うじてカウンターの端っこに腰を降ろす。

隣の男性は、ラーメン大盛りと炒飯を注文。
私と、それほど変わらない背格好なのに…。

刻みネギとチャーシューだけの簡素な表情。
その素っ気なさが、中年男の心をくすぐる。

自家製の辛子高菜で、ご飯をドレスアップ。
この店の高菜ご飯は、冗談抜きにお勧めだ。
お店の女性陣も、私の好みをご存知らしく、
私がご飯を頼むと高菜を持って来てくれる。

これもご飯とお似合いで、頬張るとバリ旨。
タレの風味が、淡白なご飯をおかずに変身。
従って…

ラーメンと高菜ご飯は、最強の組み合わせ。
後客も、コンスタントに来店する昼下がり、
目立たない場所でも、この客入りはさすが!