日曜の午後、注文を聞く大将は戦闘モード、
大盛りの麺2玉を小刻みに17回湯切って、
龍門の擦り切れた丼にザブッと盛りつける。
常連の年配客はカウンターに座るより先に、
おでんを小皿に乗っけながら注文している。
やっぱり焼きめしとラーメンが一番人気で、
大将の湯切りの回転率がグイグイと上がる。
言葉は交わさないものの挨拶は欠かさない、
大女将も大将も若女将もベテラン従業員も、
十年以上通ったベテラン客との阿吽の呼吸。
で、本日の正午前、
年末年始のスケジュールを確認すべく入店、
お持ち帰りおにぎりと共に今年最後の注文。
ワンタン麺 650円
金縁でなく朱の鮮やかな丼に盛り付けられ、
ドバッと散らされた刻みネギで緑も鮮やか♪
別鍋で茹でられたワンタンは控えめに4つ、
スープ以上に熱々で口腔もえらいこっちゃ!
ズズッと頂いてレジでおにぎりを受け取り、
営業予定を伺うと年内は大晦日15時まで、
年明けは4日(月)より通常営業との事…、
なにっ?
マジで?
俺、大晦日は出勤やん!
暮れのご挨拶でお伺いしたにも関わらず…、
「どうぞ、良いお年をお迎え下さい。」
…とは言えなくなったアンポンタンな中年♪