この日は土曜だが14時過ぎで先客も居らず、
珍しく暇で山田さんも一足先に帰られたとか。

今から茹で釜のお湯を交換すると言われた為、
「構いません」と答えて作業を眺めていると、
「良かったらどうぞ」と枝豆を出してくれた♪
交換を終えてうどんを茹で始めた奥さんから、
この日が初披露だと店先の提灯を紹介された。

かしわざる…、価格は失念(ごめんなさい)
子供の手のひらサイズのとり天が三つ盛られ、
大葉の緑と柑橘の黄色がアクセントを添える。

唐子とおぼしき柄の猪口にひょうたんの小皿、
小物類に女性ならではのセンスが感じられる♪

とり天をかえしに浸し、衣の風味を滲ませる、
ちぢれた手打ち麺をくぐらせて一気に啜れば、
節の旨みと共に強い歯応えが口元に運ばれる!
合間にとり天を頬張りつつ冷たい麺をすすり、
夏の昼下がりに心地よく食欲を満たした中年。

因みにこの後、私より年配の男性客が訪れて、
女性の2人組、同世代とおぼしきご夫婦など、
15時前にも関わらず店内は賑やかな雰囲気♪