その店舗と旧道を挟んだ向かい側の店舗街に、
今月開業された本格手打ち讃岐うどんの新店。
情報を頂き気になっていたが機会に恵まれず、
ようやっと平日週休で11時40分頃に入店。
年配の作業服姿の男性客がカウンターに一人、
30代後半ぐらいの店主に笑顔で迎えられた。
かけ・ぶっかけ・ざる・釜揚げ・醤油を提供、
厨房の脇で店主が生地を打つ音が響いている、
かき揚げがお勧めとの事だが磯辺揚げを選択。
かけ 300円 + 磯辺揚げ 90円
磯辺揚げの存在感が薄れるような麺の太さで、
食べる前からコシと歯応えが想像できる(笑)♪
一本摘むと長さがあり一口ではすすり切れず、
讃岐らしい弾力と太さを感じる力強い喉越し!
おろし生姜とネギは別添えの小鉢で提供され、
この辺りの芸の細かさは味にも期待が持てる。
出汁は節系が主体で少し甘みのある上品な味、
麺との相性も悪くないが確かに弱さを感じる。
もちろん計算の上で成された味付けであって、
おろし生姜を溶かした途端に風味が加勢して、
気取らない素朴な旨さで気が付けば飲み干し♪
かけ 300円・醤油 250円の価格設定も、
店主の讃岐に対する拘りが反映されたご様子。
因みに品書きにはご飯物は表記されておらず、
厨房との仕切り上にある白ボードに記載され、
それに気付いたのが勘定の時だった事は内緒…