多分、十余年以前に伺った覚えがあるだけで、
その当時の記憶などほとんど残っていないが、
中央区では人気の老舗店で昼間は確実に満席!
そんな老舗の味わいを改めて舌に記憶すべく、
辛うじて正午前に入店するも既に店内は満席!
威勢のいい女将さんが客を誘導し注文をとり、
店主が茹でた手打ち麺に具を盛り付けていく。
ごぼう天うどん 600円
小ぶりで浅い丼にネギたっぷりで盛りつける、
すめは優しい口当たりだが節系の出汁が効き、
僅かに昆布が感じられる奥行きのある味わい。
ごぼう天としては少しお高い価格と言えるが、
薄切りの牛蒡を一枚ずつ揚げて寄せた感じで、
しっかりした衣でザクッと食感の揚げ上がり♪
自家製の手打ち麺は長さや切り幅が不揃いで、
すするたびに違った食感が楽しめて面白いが、
少し茹で時間が掛かるので急ぎの方はご用心!
尚、女将さんはアメブロやFBページもあり。
この後、水木しげる先生の追悼展を拝見した、
色々考えさせられる作品の数々に涙が溢れた。