忘年会の帰り道、かなぶん気分で吸い込まれ、
チャーハンと焼チャンポンの奥義を拝見して、
いよいよ私のラーメンに取り掛かるところで、
裏口から女将さんが貫禄たっぷりに登場した!
出勤ではなく既にエプロンなどもされており、
深夜のピークに備えて中休みだったご様子で、
何か喋ったけど内容とか覚えとらんとよねぇ…
茹で釜から平網で麺をすくい上げた次の瞬間、
軽く弾いて当たり前のように麺を宙返りさせ、
網目に叩きつけつつ宙返りを繰り返しながら…
くるっと平網でリズミカルに麺を弾きながら、
パシッ、パシッと小気味好く湯切り音が続き、
用意したスープの中にゆっくりと沈められて…
ラーメン 500円
お孫さんの盛り付けもなかなか堂に行ってる、
迂闊にもキクラゲを抜くのを忘れてしまった…
細麺はわずかにカタの茹で具合に仕上げられ、
飲んだ後にもサラサラ頂けるさっぱり豚骨で、
替玉は我慢したがスープは飲み干してしまい、
後は「野となれ山となれ」の雰囲気だったが…
店の裏側で居抜きスナックと思われる店舗で…
こんな張り紙で営業されていると聞かされた!
なるほど、先ほどのチャーハンの謎が解けた…
そっちのお客からの注文だとピンと来た中年、
女将さんの新たなビジネスに少し違和感だが…
これらもご時世なのだと無理やり割り切った。