17日より岩田屋の『博多うまいもん市』で、
ごぼ天うどん発祥店の味を再現したうどんが、
7階催事場のイートインで提供されるとかで、
地元メディアでも色々と取り上げられていた。
辛子明太子『ふくや』が創業者のお孫さんと、
当時の味を再現すべく記憶と記録を紐解いて、
イベント限定ながら提供に漕ぎつけたごぼ天。
きびなご、かつお、うるめいわし等の出汁と、
自家製古式の細い麺を使って再現される等と、
店内に貼られた説明文に色々と書かれていた。
ごぼ天うどん 601円(税込:1円サービス)
真っ先に気づくのは九州には珍しい黒いすめ、
薄口醤油ではなく普通の醤油が使われている…
と推測される、関東っぽい色合いの黒いすめ!
細い自家製の古式うどんは僅かにコシがあり、
太さから言って茹でおきはされていない模様。
博多うどんで解釈すべきかジャンル不明だが、
とは言え柔らかい部類である事には違いない。
下味をつけてから揚げられた長いごぼう天は、
柔らかな揚げ上がりで見た目よりも食べ易い♪
確かに出汁は旨いが途絶えたのは70余年前、
さすがに当時を知らないので正解が分からず、
すめに対する感想は敢えてココでは語らない。
さすが『ふくや』と創業者のお孫さん監修で、
確実に美味しいうどんに仕上げられているが、
近隣のうどん屋と比べれば高めの価格設定で、
その割には麺の量が少ない事も否定出来ない…
百貨店の物産展ゆえ年配主婦がメイン層だが、
男性客の昼食としては間違いなく足らない(涙)
※追加具材や、ご飯もののセットはあります。