久しくまともな蕎麦を食べてない事に気付いた。
春先頃に香椎の『不老庵』で頂いたのを最後に、
ウエストの蕎麦ぐらいしか食った覚えがない(涙)
新そばの季節が訪れているにも関わらず未食で、
しかし昼間しか営業されていないお店が多くて、
ようやく機会に恵まれてこちらにたどり着いた♪
そば豆腐とおぼしき小鉢がそば茶と共に運ばれ、
常連客と店主の会話を耳にしながら暫しの待機。
もりそば 900円
この日は広島産の新そばとの事でほんのり黄緑、
蕎麦の実を生きた状態で取り寄せて石臼で挽き、
九重の炭酸水だけで打つ十割の「生粉打ち」で、
すすると鼻先をほんのりと香りがかすめて行く♪
かえしは九州づゆと関東風つゆから好みを選択、
九州は地元の醤油・利尻昆布・血合い入り鰹節、
関東風は関東醤油・羅臼昆布・節は血合い抜き、
敢えて関東風を選択してしょっぱさを堪能した。
蕎麦が旨けりゃ蕎麦湯も旨いって当たり前だが、
余韻を味わうってこれほど幸せな食休めはない♪