部署が変わり、あまり飲みに行けなくなって、
半年ほどご無沙汰だった『屋台ラーメン』が、
その営業に終止符を打つと友人から知らされ、
女将さんの最後の雄姿を焼き付けるべく訪問。
残り2日の営業だが張り紙などは見当たらず、
同級生から知らされたと女将さんに告げると、
「あら、そうやったとね」と微笑んでくれた。
足が悪くなってテナントの借り手も決まって、
この店舗での営業20年を機に店を畳む事に…
餃子 500円
焼酎のアテに一皿頂いたがこれも店の拘りで、
注文を受けてから1つずつ皮で餡を包み込み、
作り立てを焼いてくれるから旨いの何のって、
これが頂けなくなるのは地元にも大きな損失…
ニラ玉 500円
ニラを丸々ひと束と卵を2個使って仕上げた、
塩コショウの効いた焼酎のアテに抜群の一皿♪
男子フィギュアのSPだかTV観賞しながら、
3杯目のお代わりと共に〆の一杯を注文した。
ラーメン 500円
さっぱり系の豚骨で飲んだ〆にも丁度よくて、
パサっと素っ気ないチャーシューも雰囲気で、
表面に余分な油脂はほとんど浮かんでおらず、
酔っ払っているとウッカリ飲み干してしまう。
ほんのりカタ茹での細麺も懐かしいタイプで、
女将の年季の入った麺上げに見とれていた(笑)
やはり地元にとっては大きな損失でであるが、
アフターのお姉さん達にとっても損失だろう…
少し長居してしまったがまだ宵の口らしくて、
名残惜しさで私みたいに来る客も少なかった。
ただ、間違いなく明日と明後日の最終日には、
常連達が遅い時間帯に大挙として訪れるハズ!
後継者が居られなかった事もあるみたいだが、
古賀市の夜のオアシスが1つ消えていく現実。
私にしては頑張って3品も味わった次第だが、
もう二度と頂けない地元ラーメンを堪能した。