この日は普段より出遅れてしまい諦めていたが、
何とか開店8分前に到着し駐車場も空いていた。
意外にも待ち客は1人しかおらず暖簾が上がり、
いつもみたいな流れ込みはなく静かに開店した。

結局、開店時は2人+2分後に+1人の計3人、
塩2杯・千名そば(醤油)1杯の緩いスタートで、
後客の若いカップルは2人揃って黒いヤツ…と、
屋号のついたマー油入り豚骨を注文されていた。

塩ら~めん 650円
鶏ガラに魚介系の出汁が加わる大好きな1杯で、
初めて口にした当時の記憶が蘇ってくる味わい♪

この商品にのみ店主が手打ちした麺が併せられ、
加水率高めでプルンとした食感が似合っている。
生地をこねるのに時間と労力が掛かってしまい、
1日に打てる量が10食と「狭き門」の状態で、
豚肩肉を使ったチャーシューも欠かせない逸品♪

替え玉を注文し、奥さんお手製の漬物を頂くが、
使う小麦粉の種類・太さ・加水率・茹でる時間、
スープ用食材の種類・骨と野菜の配分などなど、
店主は常にその選別やバランスを調整しながら、
少しずつ進化を繰り返しながら今に至っている。


黒麺(竹炭練り込み麺)120円
黒い麺をレギュラー商品で提供されているのは、
ここと糟屋町の『官兵衛うどん』しか知らない。
でも滑らか食感と心地よい喉越しを体験すれば、
この麺の良さをきっと分かって頂けるだろう(笑)