福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『名島亭』東区名島運動公園付近

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県外の方はご存知ないと思うが、福岡県民…いや福岡市民であれば1度ぐらい店名を耳にしているハズである。
駐車場が無く、反対車線に違法駐車しながら店内でパトカーが来ない事を祈りながら、スリル感に満ちたラーメンを待つのも楽しみの1つである(笑)

ココはご存知の方も多いことであろう、久留米ではお馴染み「呼び戻し」スタイルのスープで、麺がなくなると閉店がらがら~って“ますおか”のネタみたいに営業を終える。

県外の方に説明すると、蕎麦で言うところの“かえし”と同じ考え方であり、前の日のスープの残りに新しいスープを作り足す手法で、おのずと味わいも深くなっていくって理屈だ。

泡だったスープは味わいこそ骨太だが、写真とは裏腹に脂っこさは感じさせずスッキリと飲める。
だけど麺にはしっかり絡んで、その細麺とたっぷりのネギが忘れられないテイストを産み、どうしても替え玉をしたくて仕方なくなるっ!!


炒豚は柔らかめだが、正直少しだけボソッとした感じがするのは否めないが、総合的なバランスって評価では「安くて旨くて手っ取り早く満腹になれる」…、どっかの牛丼屋のフレーズみたいになるけど、タイトルの基本に帰って東区で安定して美味しいラーメン屋である。


店内の壁には、改装していなければ入店した子供たちが残した落書きがあり、賑やかしくも地域に根差したラーメン屋だと実感させられる(笑)