福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『半蔵ラーメン』古賀市役所前交差点そば

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週休で、朝から散髪の予約が取れたのでカットに出掛けた。
予定より5分遅れてしまったが、主は笑顔で迎えてくれた。
地元の新しい情報を提供してくれて、本当に助かる存在だ。
小中学校の3年後輩で、更には私の実妹と同級生でもある。


彼との会話で、どうも閉店したような…との発言があった。
古賀市役所前の『半蔵ラーメン』と言う駐車場もないお店。
敢えてリンクはしないが、開店当初に過去ログで掲載した。
開店翌日で、記念に替え玉が無料振る舞われて一玉頂いた。
味わいは無難な豚骨だったが、店員はヤル気に溢れていた。
が、大将とおぼしき親父の接客が驚くほど無愛想であった。
この場所には以前、担々麺『あずま』がテナントしていた。
東区八田か舞松原に本店があり、味は申し分なかったが…。
やはり残念ながら、駐車場を持たない事が災いしたらしい。
それ以前も、天婦羅屋→小料理屋→居酒屋→鮨屋などなど、
色々な飲食店がテナントしていたが、どの店も短命だった。
小料理屋の頃、女将が知り合いだったので肩入れしていた。
交差点角で、斜め前の焼き鳥屋は10年以上賑わっている。


散髪を済ませ確認の為、市役所に車を停めて店に向かうと、
既に「テナント募集」と貼られて、看板も降ろされていた。
客は正直だ、訳は味か駐車場か親父の人柄なのか解らない。
だが、私は無難だと感じた味だったのでそれ以外であろう。
開店当初にも関わらず、客が途切れたタイミングで外に出て
大将はタバコを吸った後、何食わぬ顔で店内に戻って来た。
支払いを済ませて、店から出ようとしていると店員からは、
「ありがとう御座います」と聞かれたが、大将は黙っていた。
私は自分の耳を疑った、まだ開店2日目って段階なのに…。


案の定、客の入りにその辺が反映されるようになったのか、
昨年夏から配達も請るようになり、起死回生を図ったが…。
時既に遅し、約1年4ヶ月の営業に終止符を打つ事となる。
偏屈や頑固な親父でも、旨い店はきちんと続いている物だ。
看板もなく、店先の水色の空き缶が目印のアノお店でも…。