古いタイプのラーメン屋で、店内外は良い加減に疲れていて…と言うかボロくて(笑)、すすけた天井や愛想の良い店員もラーメンの味を期待させてくれる。
出て来たラーメンも懐かしい味わいで、程良い豚の臭みもさっぱり風味のアクセントになっており、旨味を上手に抽出して最後まで飲み干せるスープは、飲んだ後の１杯としてもお勧めと言える味。
細麺はツルッと喉越しも良く、さっぱりスープにも適度に絡み自然に替玉を注文してしまう(笑)
焼豚も、バラ肉を巻いて味を染み込ませた調理法で、焼きの作業は感じられないが適度な歯応えで、脂身もしつこくなく美味しい煮豚って感じ♪
全体のまとまりが良く好感の持てるラーメンだが、人柄の良さが伝わって来る大将達にも安心できるお店で、小郡に住んでいた頃のカミさんは勤務先の病院にも出前を頼んでいた(笑)
カミさんと娘は、小さい頃から久留米ラーメンで育った豚骨の猛者であり、私の地元のラーメンにはかなり厳しい評価をするので、休日の昼食はなかなか気が抜けない…(涙)
