凄いインパクトの看板と、台風で飛ばされそうなお世辞にも綺麗とは言えない建物で、細々と営むその店の屋号が『一番ラーメン』!
…ってのも凄いが、カミさんが住んでた小郡市内にも同じ看板が立ってて、一応チェーン店であると言う事実にも驚かされた。
確かに、店舗のボロさと反比例して旨い店も何軒か知ってる、それほど期待せず「旨けりゃラッキ~♪」の感覚で入店してみた。
出てきたラーメンは、豚骨なのに透明感が強くて…
・深いコク
・骨髄エキス
・濃厚な味わい
…などは一切感じられず、塩ダレなのに塩ラーメンとしても成立しておらず、言われなければ豚骨と気付かない客もいるだろう…
化調に頼らないと、真面目にスープを炊いても経営が成り立たないのは分かるが、私の舌には「使いすぎ」だと感じる味わいで…
焼豚も筋張っていてボソボソに固く、醤油の味しか感じられなかった…。
因みにラーメンだけを注文したら、ラーメン屋のクセに大将が嫌な顔しやがったっ!!
設定価格が安いのは、炒飯や餃子を一緒に注文するためなのか?
私的にリピートは有り得ない…、とか思っていたが、気付けば既にお店は潰れてた…
バブル崩壊後の不景気も乗り切ったと言うのに、なにを乗り越えられなかったのか?