『手打ちそば不老庵』東区香椎宮そば（久々）

娘とカミさんが出掛けて、私は愛犬とおいてけぼりを喰らったので贅沢に走った！
と言っても、美味しい蕎麦を腹いっぱい食べるだけだが、私には十分贅沢な話だ。
今回の選択は、東区で筥崎宮に次いで参拝客の多い、香椎宮の脇にある『不老庵』。

前回訪麺から３年ぐらい経つが、近場くにあれば間違いなく頻繁に通う蕎麦屋だ！

１３時過ぎだが客足が途絶える事はなく、常に８割ぐらいの客入りを維持している。
私はカウンターの隅に案内され、右脇に構えていた張り子の虎が出迎えてくれた。

この店の揚げ蕎麦は、狐色ではなく薄い肌色って感じで、心持ちしょっぱかった…

あつもり８００円＋大盛り２００円増し

通常の笊そばとの違いは、かえしの隣りに控えた満月のような卵黄を落とす点だ。

見た目に判り辛いが、あつもりの名の通り蕎麦は暖かく香りがほのかに立ち上る。
最初にかえしを付けずにすすってみる、しっかりと蕎麦粉の風味が口に広がって…
悦びを抑えながら、今度はかえしに浸してズズッとすすると、幸せが押し寄せる♪

そのまま三口ぐらいまで頂き、途中から蕎麦猪口に卵黄を落としてかき混ぜてと…

お行儀は悪いが、卵黄入りのかえしにどっぷりと蕎麦を浸して、卵黄を絡めると…

旨すぎるっ！　蕎麦を大盛りにして正解であった！

新蕎麦の味わいが卵黄に負けていない、むしろ旨さが倍にも三倍にも重ねられる。
当然の事だが、卵黄によって喉越しも程よくアップして、心地よくすすった(笑)♪
隣席のアベックが、真っ昼間にも関わらず二人して冷酒を注文して呑んでやがる…

蕎麦湯もご覧の通り、ドロッとした状態でかえしの味にも勝りそうな濃さである！
かえしに残る卵黄の味わいに、醤油の旨味が混ざり合い思わず舌鼓を打っていた。

大満足で店を後にしたが、駐車場は店の斜め向かいにある月極めの２～６番である。

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せっかくなので、香椎宮を参拝しようと車を移動させたが、犬はお断りだった(涙)

今年の初詣で訪れたが、１１月３週目にも関わらず七・五・三詣りで賑わっていた。
心地よい小春日和の午後、ゆったりとした気持ちで本殿を拝む…日本のオヤジだ！

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福岡の東濃く腹