福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『ら~めん屋たつし』東区名島(今年の限定ラーメン)

待ちに待った『たつし』の最終営業日、娘と意気込んで開店前に到着。
が、既に行列が出来ていて駐車場もなく、先に娘を降ろして並ばせ…

どうにか駐車場を確保して、歩いて店に戻ると既に店内にお客の姿…
開店を早めたらしく、私を待っている間に何組かの後客に抜かされ…






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11時35分、さほど待たず厨房の茹で釜に一番近い位置に腰掛けた。
今年はご夫婦だけで、見事なコンビネーションで次々と注文をこなす!










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今回は限定と塩の2本立てで、醤油はラインナップから外されていた…
が…、正確には外された訳ではなく、限定が醤油スープと言うオチ(笑)











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限定ラーメン(鶏ごぼう天ラーメン:勝手にめいめい) 500円♪

美味しそうな香りを漂わせ、早くスープを頂きたくて仕方なかった…











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今回の特徴(その1)

前日が定休日だったので、4時間掛けて刻んで揚げた牛蒡の天ぷら。
奥さん曰く、「私だったら、ここまで細くは刻めません…(笑)」との事だ!

少し前に、千名そばで牛蒡の天ぷらを頂いた憶えがあるが、なる程…
パリパリ食感で、風味がスープに滲み出し互いが旨くなる相乗効果。










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今回の特徴(その2)

炒豚は使われず、控えめな味付けで柔らかい鶏肉が盛り付けられる。
鶏肉とは面白い選択だが、これが全体的な味わいで一つの要となる!












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今回の特徴(その3)

前日の定休日を利用して、限定の杯数用に打ち上げた自家製の平麺。
加水率60%…、きし麺みたいな幅の広い麺で、これも面白い食感だっ!



今回の特徴(その4)

いよいよ本丸のスープは、単純にガラ醤油かと思いきや驚きの食材が…
和田さんに尋ねると、ガラどころか丸鶏を何羽も使って炊かれていたっ!

だからこそ、魚介類を使わずとも懐が深く、優しくまろやかな味わいで…
醤油の甘みと重なり、幅広い麺にもしっかりと絡まる納得の食べ応えだ。











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かしわご飯 150円

甘辛く炊き込まれ、鶏の旨みが…おやおや?、さっきも頂いた様な?
ふと娘が気付いた、ラーメンに浮かぶ鶏肉の味付けと似ている事を!

勿論、正確には少し違っているけど、これだとまとまりが感じられる。










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このスープを味わい尽くす為にも、替え玉は当然の選択と言えよう…
麺の選択をお願いすると、食感の違いを…と極細麺を選んでくれた。











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中央に刻んで揚げた玉ネギが振り掛けられ、芳ばしい香りが漂う。
優しくまろやかなスープは一変し、細麺を力強く包んで離さないっ!

ごぼう天ラーメン、しかも幅広い麺となれば…うどんの世界観(笑)
と思っていたら、和田さんも「うどんに近づけました~(笑)」だってさ!










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満足の一杯であり、娘も黒麺で替え玉をして親子で仲良く平らげた!
店先は大行列で、早めに店を出て和田さんとは余り話せなかった…


本レシピは今回限りで、以後店で出す事は二度とない封印スープだ!
年に一度だけ、日頃のご愛顧に感謝を込めてラーメンを提供される…


だからこそ、丸鶏を贅沢に搾ったスープとこれらの具材で…500円!
間違いなく赤字だし、こんなスープ出し続けられるハズも有り得ず…


しかも驚いた事に、支払いの際「ご飯はサービスです♪」…だって(涙)


あくまでも、エキシビションの試作品だと解釈して頂きたい次第だっ!
本気で旨かったし、このスープはアレンジを加えて出して欲しいな…


私のラーメンも今年はこれで食べ収めであり、後は年越し蕎麦のみ。
今年も、訪問頂いた皆様に心より感謝、また来年も宜しく願います♪



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