前半は、先月末のお話し!
この日は朝から胃袋がチャンポンを求め、
本能のおもむくまま、店に向かった中年。
見るからに常連客ばかりで独特の雰囲気、
女将さんにチャンポンと告げお冷を頂く。
後客が入って来るなり家族的な振る舞い、
どうやら公私に渡っての知り合いらしい。
チャンポン 680円
驚いた事に、その後客が丼を運んできた!
いつもと違うカウンターで背景も違うが、
横からの佇まいは、やはりいつもの感じ。
細かく刻まれた野菜や練り物が炒められ、
芳ばしい風味と共にスープを引き連れて、
チャンポン麺に絡まって絶妙なバランス。
と、忙しく調理する女将さんを手伝って、
後客の男性がレジに立ってお代を受取り、
女将さんも当たり前に作業を続けていた!
半世紀を迎えた店の懐深さを肌で感じた。
で、後半は先週の土曜日、
半月ぶりに訪れ、ラーメンセットを注文、
私の大好きなネギと焼豚だけのルックス、
たまらずスープを頂くと胃袋が即で反応。
ご飯には、自家製の辛子高菜が実に合う、
隣に座った男性客が私の真似をしながら、
若気の至りか、高菜が辛くてムセていた。
やっぱ旨い、ここの味も私は欠かせない、
同じ様なスープに行き当たった事がない、
目立たない立地で一人勝ちを続ける老舗。