福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『元祖長浜屋・支店』福岡市中央区長浜

福岡の日テレ系局である、福岡放送の「ナイトシャッフル」10月26日放送分で、博多ラーメンのルーツを辿る特集が行われていた。
その中で「替え玉のルーツは長浜ラーメン」との紹介で、『元祖長浜屋・支店』が紹介されていた。


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福岡鮮魚市場の向かいで、屋台のラーメン屋を営んでいた故:榊原松雄の『清風軒』は、客が市場の関係者や仲買人など肉体労働者が殆どで、忙しい仕事の合間に早くて安くて腹が満たせる事から、人気があり常連客も連日押し掛けていた。
ラーメンのみで、注文も麺の堅さと肉の在る無しを伝えるシンプルさで、待たされる時間も1分以内と迅速であった。


ある時、常連客の一人が大将に


「麺だけおかわり出来んかの~?」


と尋ねてみたところ、故:榊原の口から出された返事は…


「よかばい。」


これが替え玉の誕生した瞬間であった。
そして、故:榊原は24時間営業でラーメンが食べられる店として、昭和49年に『元祖長浜屋』が誕生するのであった。
しかしその本店も創業から53年が経ち、西方沖地震で建物に一部損壊が生じた事により、今年4月に惜しまれながら暖簾を降ろした。


概ねを要約してみたが話しのみならず、貴重な写真などの映像資料と生き証人が語るラーメンの歴史は、ネットなどで字面で見る能書きよりも重味があり、本当に見応えのある内容であった。


(参考)新横浜ラーメン博物館HP
http://www.raumen.co.jp/home/trivia/09.htm

ほぼ遜色なく、番組の内容と同様の替え玉のルーツが紹介されていたが、私も1年以上のご無沙汰で写真もその時に愛車で乗り付けて、偉そうに構えている映像である(笑)


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味の説明などしない、色々なブログで紹介しつくされているから必要もなく、せ~じの「とりあえず喰っとけ!」でもこの店の定点観測で、週1の短期集中連載で彼なりの面白いコラムを展開中である(笑)


せ~じの「とりあえず喰っとけ!」
http://www.nano2cc.com/ramen/ganso.html


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久し振りに行ってみるか、薄味の豚骨でしょっぱめの肉片が盛り付けられたラーメンは、紅生姜とゴマをたっぷりトッピングして自分好みにアレンジして~(爆)♪