福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『天龍ラーメン』糟屋郡志免町

少し前に紹介した『島系本店』の五斗蔵交差点から68号線に入って、“新屋敷名店街”にあるラーメン屋。
同じ敷地内には『ラーメン・チャンポン黒磯』が軒を並べており、5~6店舗のうちの二軒がラーメンと言う気まずい配置である(笑)


カウター10席ほどの狭小な店内は、まるで屋台のようにタイトなすれ違いを要求されるため、メタボなお客には優しくない造りになっている。


90秒も掛からずにラーメンが出て来た。

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僅かにトロッとしていてまずまずの豚骨加減だが、スープ表面には膜が張りラードが層をなしており、コクよりも油っこさが勝ってしまう…(涙)


麺は長浜的な粉っぽさが残るが、そのお陰でスープが絡みやすくなっている。

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が、このスープの油っこさがそのまま麺に絡み付くため、正直辛くて擦りゴマや紅生姜を多めに振り掛けて、油っこさの解消に努めたが既に“焼け石に水”状態で、結果的にスープは蓮華で3杯しか飲まなかった…。
炒豚はスライスでなくぶつ切りで、味はそれほど染みていないが想像よりも肉が軟らかく、1杯400円のラーメンに三つも盛られているが…


焼かれた作業の形跡はない(笑)


それにしても、14時過ぎにも関わらず近所の常連客が多いラーメン屋で、店を出る頃には空席が二つしか残ってなかった。
ここも『元祖長浜屋』みたいに、美味い不味いに関係なく付近の方々には懐かしいラーメンなのか(笑)?

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店を出て気付いたのは暖簾の赤と看板の黄色、そして偶然にもフレームインしていた“エスパーシール”の青い幟が、皮肉にも赤・青・黄の抜群のコントラストを生み出していた…(涙)