福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『手打ち蕎麦 花音』古賀市美明(裏メニュー)

10日の正午、予約は入れていなかったが娘と出先から戻る途中に立ち寄った。







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玄関脇の小枝は、鮮やかな新緑の葉を芽吹かせて、雰囲気に彩りを添えていた。
先客は三世代の親子連れで、皆揃って楽しそうに笊蕎麦を召し上がられていた。
今回のお目当ては、前回訪麺時に女将さんからコソッとご紹介頂いた裏メニュー。









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豚汁そば 1,200円

裏メニューと言うか、品書きには一切掲載されておらずあくまでも参考価格だ。








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娘の納豆そば 900円

ぶっかけで、湯葉そばと同じく鰹節と刻み海苔に囲まれて、肝心の納豆の姿は…
生卵の下に隠れて(隠れされて?)おり、見た目だけでは納豆そばとは気付かない。
かえしを垂らし天地返しで全体を混ぜると、黄身と納豆が蕎麦にねっとり絡む。









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いつもながらに麗しい色で、被写体として寄りの映像にも十分耐えうる存在感。
この日はいつもの男性でなく、若い女性が給仕を手伝っていたが実娘さんかな?









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以前、こちらの鴨汁そばを掲載した事があるが、ご覧の通り鴨肉ではなく豚肉。
鴨肉の安定供給が危ぶまれた際に、女将さんが思慮した代替え食材がこの豚肉。


鴨よりも表面に脂が滲んでいて、脂身の甘さがつゆの旨さにも一役買っている。
豚肉は柔らかく、女将さんから勧められて七味を振ると味わいに力強さを増す。
暖かいつゆで、分かりやすく例えるならの豚汁と一味唐辛子みたいな好相性だ。


繊細な味わいの蕎麦だが、獣系の脂で野性味溢れるつゆと馴染んでホント旨い!









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娘と一膳ずつお願いしたが、塩分控えめの優しい味わいの炊き込み具合である。
豚のつけ汁が残ったので、その上から蕎麦湯を注いで〆と余韻を楽しんでいた。
実は珈琲を頂きたいが、食前に蕎麦茶を二杯、食後に蕎麦湯を頂くと既に満腹。
ゆっくりしたかったが、適度に後客が入って来るため娘と早々に店を後にした。







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店内のどこかに、おめでたい七福神の一団が潜んでいるが、縁起物なので内緒。


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