昼時を避け、小雨のなか13時過ぎに訪問、
女将さんは小上がりで韓流ドラマを観賞中。
腰掛けると女将さんがお冷を汲んでくれて、
一言「天気がねぇ…」と話しかけて頂いた。
ラーメン(大)600円
何度も通っているが、迂闊にも初の大盛り、
大将が平ザルでチャチャッと湯切りを6回、
力強く飛び散る飛沫、そしてスープに浸す。
豚骨にしては太めの麺がやわめに茹でられ、
テロンとした加減で豚骨とも綺麗に馴染む、
啜り易い長さで旨味を感じられるセオリー。
焼豚は、大盛りでも一枚だけとブレがなく、
細く刻んだキクラゲが実に心地よい歯応え、
即座に膜が張るスープはいにしえの味わい。
すみません、あくまでも個人的なご贔屓で、
皆さんに共感して頂く必要など感じないが、
今後の存続を願ってやまない老舗の実力店。