店先は何度も通っていたが反対車線だったり、
満車だったりで長らく宿題になっていた同店。
朝6時からの営業で閉店も17時と早いため、
なかなかタイミングが合わなかった事もあり、
行こうと意を決してココ狙いで入店した次第。
一歩踏み込むと店内は「昭和」の空気が漂い、
①経年劣化により色褪せたカウンター
②すすけた壁に貼られた手書きの献立
③昼間から飲んでる常連の爺さん2人
④年代物のガラス製のおにぎりケース
まさに旨いお店の条件がずらっと揃っている!
いか丸天うどん 400円
注文を受けてからすり身を揚げるとの事だが、
なるほど確かに熱々でスメに旨みを滲ませる♪
と言うかとにかく出汁の旨さがドンピシャで、
節系主体だが煮干しがじんわり存在を主張し、
その見事なバランスでハートと胃袋を鷲掴み!
うどんは自家製で長さ40センチぐらいだが、
多分、年配の常連客が多い事への配慮だろう。
やわ麺だが「博多」ほどのふわふわではなく、
適度な歯応えを感じる茹で上がりで心地よい♪
月見そば 390円
量的にも「替え玉」が欲しい感じだったので、
お代わりを蕎麦でお願いいたがとろろ昆布で、
よりスメの出汁感が豊かになっていて好感触♪
黄身を崩して溶かし込んでも出汁が強いので、
黄身の個性に負ける事なくむしろ後ろ盾して、
極上の「卵液」ぐらいの感じでまたも鷲掴み!
なるほど丼物を頼む男性客が多いのも納得で、
かつ丼・牛丼・天丼…ん?、親子丼がないぞ…
その代わり「山かけ丼」なるラインナップが?
いずれせよこの店は再訪しなければならない、
このスメを「冷やし」にした商品があるから、
気になって気になって仕方ないワルぃお店だ♪