『セピアコレクション』久留米市（ラーメンじゃない：その４）

その３がマツダで締め括ったので、今回は東洋工業をから２車種ご紹介しよう。
先ずは２台とも抜群のコンディションで、白とワインが並んでいた可愛いＲだ。

Ｒ３６０

カエルっぽい目玉に、遊園地の乗り物チックなズングリとした可愛いデザイン。
この白い固体は、３千kmも走っていなかったと記憶していたが、正解はコチラ♪

ワイン色の固体は、２万kmぐらい走っていたと思われるがメチャメチャ美しい。
埃も被ってないし、使われた感は最小限とでも言おうか、奇跡のノンレストア！

アダムスキー型ＵＦＯみたいで、リア硝子の回り込んだデザインも素晴らしい。
何と言うか、初代コスモスポーツを前後からプレスした様なコンパクトな肢体。
因みにこの日、倉庫全体をくまなく捜してみたが初代キャロルの姿は見られず。

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そんな奇跡的なＲ３６０を２台並べて見比べた後、この固体を紹介して頂いた。

メジャー処だし、今までにも何度も遭遇しているが、これもオリジナル塗装だ。

別アングルで撮影したが、トヨタ２０００ＧＴとは違った直線的美しさを持つ。
ロータリーは構造上、エンジンを薄く作る事が出来るための賜物だと言えよう。

走行距離は５万km弱で、シートの擦れやほつれも無く冗談抜きに溜め息が出た…
コスモのオーナーズ倶楽部にも入会されており、納得して入手されたらしいが…
３００万ぐらいしか出せないか、私が本当に購入を考えた極上の１台であった。

この角度から見ると、Ｒ３６０の何倍も宇宙船っぽい意匠で後ろ髪を引かれる…
バンパーのメッキも、オリジナルは上面と下面ではフィニッシュが違うらしく…
この車が、再メッキやレストアが行われていない証として教えて頂いた情報だ。

残念ながら、私には錆をもたらさない車庫やセキュリティは維持できないが(涙)

欲し～ぃ…(涙)！

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福岡の東濃く腹