月曜日、急なオペや終業間際に入院があったらしく、カミさんが残業だった。
帰宅が20時を越えそうで、どこか食べに行こうと連絡がありZUNDO屋へ。
夜の訪麺は初めてだ、看板はライトアップされず横断幕だけが照らされる。
雰囲気も違うが、店に入ると見知らぬ店員に応対され、大将達が見えない。
夜は従業員に任せるようになったのか、漬物を取りに行くと酢漬けがある…
明らかに、これまでとは少し違いが感じられるが、それほどブランクはない。
娘とカミさんはチャンポンを注文、私はお決まりの塩ラーメンのバター添え。
チャンポン 580円
見た目には変わりないが、娘曰く「パパ~?、お野菜が少なくなっとうよ…」
スープは相変わらず美味しい、野菜の旨味が加わりトロッと麺に絡み付く!
炒飯 600円、こちらも以前に大将が作ってくれた物と、器まで一緒だが…
娘曰く「前食べた時より、ご飯がパラってしてない…」、なかなか敏感である。
塩ラーメン 650円、こちらも丼から具材の配置から見た目は変わらない。
カミさんがスープを飲みたいと言うので、丼を渡して私より先に味見させた。
カミさん曰く「パパ、薄いて言いよったけど思ったよりしょっぱいね…」だと?
そんなバカな、ここの塩ラーメンはギリギリ塩気を感じるぐらい上品なハズ!
カミさんは初めてなので、まさかと思い確認してみると…※♂♯$▼♀¥…
しょっぱい…(涙)
確かにスープの旨さは健在だが、ここまで輪郭がハッキリとしていなかった。
むしろ、ほのかに感じられる塩気とバターの風味で、旨さが調整されていた。
ちぢれ麺にもキチンと絡むし、麺の食感も喉越しも確かに『ZUNDO屋』だ…
お決まりのコースで、残り半分に梅肉を乗っけて「日の丸」ラーメンが完成♪
麺と一緒に頂くと酸味で清涼感がアップされて、爽やかな味わいが広がる。
ただ、バターと梅肉の塩気が加わっている為、いつもより更にしょっぱい…
20時過ぎ、客は私達を含めて6人とまあまあで、年輩男性の客が尋ねた。
年輩客 「今日は、大将達は居らんとね?」
従業員 「辞めちゃったんですよ…」
年輩客 「え…、そげん事ね…」
傍らで聞きながら、娘と私は顔を見合わせて驚いたっ! 辞めたって何?
確かに気付いた、味噌ラーメンと味噌チャンポンが食札から消えていた…
この日感じた違和感は、屋号も店の雰囲気も価格も食器も変わらないが、
やはり新しい大将は全てを受け継ぐには、時間的にムリだったのだろう…
壁には、新しい大将の自筆と思われる「決意表明」的な言葉が飾られる。
事情を尋ねるのはタブーと思い、深入りは避けたが本当に残念な話しだ。
どんな事情であれ、何処かで新たな出発をされる事を、心から期待する。
本当に残念でならない…(涙)
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帰宅が20時を越えそうで、どこか食べに行こうと連絡がありZUNDO屋へ。
雰囲気も違うが、店に入ると見知らぬ店員に応対され、大将達が見えない。
夜は従業員に任せるようになったのか、漬物を取りに行くと酢漬けがある…
娘とカミさんはチャンポンを注文、私はお決まりの塩ラーメンのバター添え。
娘曰く「前食べた時より、ご飯がパラってしてない…」、なかなか敏感である。
カミさんがスープを飲みたいと言うので、丼を渡して私より先に味見させた。
カミさん曰く「パパ、薄いて言いよったけど思ったよりしょっぱいね…」だと?
カミさんは初めてなので、まさかと思い確認してみると…※♂♯$▼♀¥…
むしろ、ほのかに感じられる塩気とバターの風味で、旨さが調整されていた。
ただ、バターと梅肉の塩気が加わっている為、いつもより更にしょっぱい…
20時過ぎ、客は私達を含めて6人とまあまあで、年輩男性の客が尋ねた。
確かに気付いた、味噌ラーメンと味噌チャンポンが食札から消えていた…
この日感じた違和感は、屋号も店の雰囲気も価格も食器も変わらないが、
やはり新しい大将は全てを受け継ぐには、時間的にムリだったのだろう…
事情を尋ねるのはタブーと思い、深入りは避けたが本当に残念な話しだ。
どんな事情であれ、何処かで新たな出発をされる事を、心から期待する。
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