福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『十(じゅう)べえ』鹿児島天文館通り

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旅行の2日目に天文館をウロウロして、少しずつ全国区になり得る『我流風(がるふ)ラーメン』を見つけたが、ココは数年前に食した覚えがあり入店は我慢した。
せっかく来たのだから、有名店ではない薩摩ラーメンの看板を探して徘徊していると、島津の殿様の家紋を使っている屋号を見つけた。

『十(じゅう)べえ』

ビルの奥の暖簾をくぐると、埃を被った木彫の布袋様の置物とカウンター8席だけの雑然とした店内には、どうしても鼻につく嫌な豚臭い匂いが漂っていた。


しまった…(涙)


久し振りに、食べる前から失敗を予測できる残念な店であったが、諦めて傷口を最小限に食い止めるべく塩ラーメンを頼んだ。

・歯応えのないモヤシ
・冷たくて脂身だらけの炒豚
・全く風味のない焦がしニンニク
・土産用の生ラーメンレベルのちぢれ麺

豚骨ベースだが塩ダレとの組み合わせはそれほど悪くないのに、食べ進むにつれて塩気が強くなってくる残念なスープで、何でこんな味で天文館に店を構えられるのかが不思議でならないっ!!


しかも、更に許せなかったのは…


ペット同伴の客を女将は普通に受け入れて、店内には白いプードルが縦横無尽に走り回っていた…
最悪の衛生環境であり、せめてもの仕返しとして炒豚を半分以上残してやった…(涙)