要予約とはつゆ知らず飛び込みで訪れた老舗、
大藤まつりの時間ながらたまたま空きがあり、
個室に通され矢部川沿いの眺めの良い座敷へ。
元旅館を改築されたとの事だが廊下の生花や、
人当たり良く話し上手な女将さんとの世間話、
もてなしの八女茶も産毛が立って甘みがあり、
この時点で間違いなく美味い店だと確信した!
せいろ蒸し 3000円
せいろは大きめだが上底なのでご飯が少なめ、
これが55歳:初老の夫婦には丁度良い量で、
鰻は国産に拘ってこの日は薩摩川内産だった。
熱々に蒸されて身はふっくらで皮も柔らかく、
箸でもスッと簡単に切れてご高齢客にも親切。
タレも醤油のしょっぱさとか甘さが控えめで、
ご飯に掛かっている量もさすがのドンピシャ♪
唐揚げ(サラダ付き) 500円
唐揚げも評判で1960年から揚げてますと、
品書きにも表記されていて迷わず注文したが、
衣がさくっと思ったよりもクリスピー食感で、
上品な味わいだが肉汁がジュワッと溢れ出す♪
鰻重やせいろ蒸しはご飯の量が多く感じられ、
さらに濃い味のタレがご飯にしっかり染みて、
どうしても途中から飽きてしまう傾向にあり、
ここ数年は「鰻丼」ばかりお願いしていたが、
同店は鰻丼・蒲焼定食は前日までの要予約で、
久しぶりにせいろ蒸しを頂いたが正解だった♪
この日は天候にも恵まれ矢部川も眺めもよく、
女将さんとの他愛のない世間話しも心地よく、
いずれも食事が美味しく頂ける調味料だった!
なるほど、予約で満席なのも納得の味わいで、
もちろんカミさんも大満足でリピート確定〜♪
特に「大藤まつり」の土・日には大賑わいで、
「必ず予約します!」と女将さんとも約束した。
二階の個室からだとさらに眺めが良いとの事、
次回は早めに予約を入れて二階から眺めます♪