緊急事態宣言を受けて店舗での営業を自粛して、
お持ち帰りの弁当や丼物を主体に提供されるが、
1日限定20食の油そばを併せて提供している。
もちろん狭き門だが前日までに予約しておけば、
テイクアウト対応時間内に受け取る事が出来る。
麺と油ダレ 1食 500円
焼豚ライス 1食 550円
製麺屋慶史謹製のオリジナル太麺が袋に包まれ、
説明には「何も入れずにそのまま」と書かれる。
麺はそこそこ量があって茹で時間は3分半ほど、
たっぷりのお湯で吹き溢さないよう見張りつつ、
ザバーッと手早く湯切りして丼に盛り付けたら、
湯煎した油ダレを注いで一気にかき混ぜて完成♪
丼は2014年5月に惜しまれつつ閉店された、
熊本市中央区上通町に実在した豚骨ラーメン店、
ラーメン『のび太』店主から譲って頂いた逸品!
油ダレは麺を茹でている鍋の脇に浸しておいて、
直前に注入するがコレがとんでもないレベルで、
力強い鶏油の香りが半径2mぐらいに立ち込め、
鼻腔を突き抜け胃酸の分泌を促す恐ろしい一撃!
鶏油の底力がグッと凝縮されて芳潤過ぎる旨さ、
比内地鶏の食材としてのポテンシャルも高すぎ…
太麺はモッチリ系の歯応えで表面に粘りがあり、
そこに鶏油がねっとりと絡み付く感じでバリ旨♪
200g以上はありそうなボリューミーさだが、
それでもペロッと頂けてしまう鶏油の味わいと、
それを全身で受け止める太麺の見事な足し算で、
このワンコインは絶対にお値打ちだと断言する!