先月実食を果たした寺の住職が作るラーメン、
カミさんに食べたいと強くリクエストされて、
運よく5月4日の営業分で予約が取れたので、
下道で渋滞を回避しながら久留米を目指した。
どうにか開店前に到着するも既に先客が2名、
いずれも雰囲気で麺フリークと分かる方々で、
澱みなく慣れた手つきで勢いよく啜っていた。
今回はカミさんが基本の白(白湯スープ)を、
私が味変用の魚介ペーストが入った黒を注文、
さらに魚介ペーストが乗ったご飯を頂戴した。
黒 1000円
野菜と鶏をじっくりと炊き込んだ鶏白湯だが、
脂っこさやクドさを感じさせない口当たりで、
無化調ながらも優しい旨みが押し寄せて来る!
麺の風味が見事なまでにスープとマッチして、
濃度のお陰でしっかり絡んで来るのも嬉しい♪
いずれも住職のスキルが導く加減乗除であり、
魚来(味変用のピリ辛・魚介系ペースト)も、
少しずつスープに溶かして味変を楽しんだが、
味変と言うより味付けみたいな馴染み具合で、
白湯と魚介のナチュラルかつ慈悲深い味わい♪
魚来ごはん 200円
このペーストをたっぷり乗っけたご飯だから、
そんなもん間違いなく旨いけどさらに上から、
スープを掛けてかき混ぜた雑炊が抜群だった。
カミさんは濃厚な白湯がかなり苦手だったが、
住職の白湯スープは「美味い!美味い♪」と、
脇目も振らずに夫婦揃って最後まで完食完杯♪
後から来た家族づれ4〜5歳のお嬢ちゃんも、
幼いながらも「コレ、美味しい〜♪」を連発!
こんな子供さんすら唸らせる住職の実力には、
さすが!と肌で感じさせらる1コマだった(笑)