福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『誠龍』福津市旧道沿い

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福津市の手光交差点付近にある、かなり老舗のラーメン屋で前回食べたのは5年以上前だと記憶する。
私は福祉の業界人なので、この近くにある福祉の総合庁舎「ふくとぴあ」には結構出入りしているが、いつも「まだ潰れとらんばいね…」と眺めるだけで素通りしていた。


今日、この近所の日産に車検のため車を入庫しに出かけたが、その代車が写真の白い商用のADワゴンだったのである…
乗用車の代車が、商用のワゴンだなんてあり得ない話だが紛れもない事実であり、あまりのショックから自然とこの店に足が向いた。
店の内外を問わず、


『ボロさ=老舗の証』


この王道の方程式を地で行く佇まいは、まさに昭和のままの空気がプンプン漂っているのである。
カウンター12席だけの店内は、私よりも年輩のお客ばかりでほぼ満席状態で、半分は歩きで来られた地元の方々であった。


ラーメンは懐かしい味わいのスープで、脂っこくないのに一口目から唇の周囲はベタベタ状態で、しかし不思議と細麺には絡んでくれない…
胡椒を振り、ゴマや紅しょうがを加える事でよりいっそう懐かしさがアップして、中学の頃に通学路のラーメン屋で食べていた味わいが、20年目を迎えた「平成」の現代に見事に蘇って来るっ!!


炒豚も…レトロだ…(涙)


かなり地元ファンが多く、私はそれほど好みではないが地元の諸先輩と話す時には、「昔ながらのラーメン屋ですよねぇ~」などと調子を合わせている(笑)
お客を見てると、長年食べつけていたり子供の頃からこの味で育った…、そんな年輩客が多い事も大将との会話から伺い知れるラーメン屋である。