自家製手打ち麺と煮干し出汁の美味しいつゆで、
安定した人気を誇る東区の若きうどん店『幸』♪
定期的に通っており限定なども出されているが、
今回は「讃岐うどん」ならではの醍醐味である…
釜揚げうどん 410円
カウンター席だったので店主が話し掛けて来て、
ここな厨房にある茹で釜は「釜上げ」対応型で、
そんな茹で釜がある事すら私は知らなかったが、
茹で汁に浸った太麺うどんは柔肌を想像させる!
先ずは一本摘んで何も付けずにつるっとすする、
滑りが残り小麦粉の風味が感じられる味わいで、
もっちりとした讃岐らしからぬ軟らかい歯応え♪
麺つゆにおろし生姜を少しだけ溶いたところに、
熱々のうどんをザブッと浸してズズッとすする。
心地よい弾力と滑らかな喉越しが駆け抜けるが、
麺つゆの出汁や醤油は単なる添え物に過ぎない。
シンプルな味わい方だけに騙しは一切効かない、
まさにその店の麺の旨さが試される真剣勝負で、
逆に言えば食べる側も試されている一杯である。
食べ進むにつれて麺の歯触りが変わっていくが、
おろし生姜が最後までイイ仕事をしてくれた(笑)