なかなか機会に恵まれずご無沙汰になっていて、
せめて年越し蕎麦だけでも…と予約を試みたが、
〆切当日の昼頃には道の駅に出す予定の分まで、
全て完売したとSNSに報告が掲載されていた…
ならばと諦めの悪い中年は『こなみ』に出向き、
食事のついでに店内のストックに望みを賭けて、
とりあえず花巻と天ぷらを2種ほどお願いした。
花巻うどん 900円
贅沢にも一番摘み有明海苔が3枚重ねで浮かび、
静岡県産おろしたて本わさびが盛り付けられる。
れんこん天 150円
肉厚に刻んだれんこん天はサクッと歯切れ良く、
噛むと根菜らしくホクホクの食感で雑味もなく、
無農薬栽培ならではの素材の旨みが堪能できる♪
豊かな磯香と濃い味わいの新芽を使った海苔が、
元々旨い『こなみ』の出汁をバックアップして、
うどんを大衆食からご馳走へと昇華させる存在。
牡蠣磯辺揚げ 360円
広島産の牡蠣を使った磯辺揚げは粒が大きくて、
素材の塩味のみで柚子胡椒を添えて提供される。
つゆに浸った海苔の繊維が溶けるように解けて、
黒からエメラルドグリーンの美しいつゆに変身!
うどん表面にペタッと絡みついて口元に運ばれ、
出汁との融合により旨さの相乗効果を実感する♪
新米おにぎりにも心揺さぶられたが今回は我慢、
カミさんへの土産にうどんと蕎麦の生麺を購入、
うどんには手書きの茹で方説明書が添付される。
うどん生麺1玉130円
蕎麦 生麺1玉200円
うどんかけつゆ300円
蕎麦粉は石臼挽きの北海道産と宗像産を配合し、
山田さんもかなり自信作だと話されていた一品。
賞味期限は30日までだが年越し蕎麦に拘らず、
早めに食べてそこから年明けと洒落込んでやる♪