既にこれまで4回ほど開催されている間借りで、
完全予約の入替スタイルで提供されるラーメン。
前回ようやく予約チケットを獲得する事ができ、
今回も運よくチケットが獲得でき2度目の参加。
前回とはスープの取り方を変更されたとの事で、
更に和え玉を提供されると嬉しい告知もあった♪
今回も早良区飯倉の『夢を語れ』福岡の店舗で、
2〜3人単位で立ち食いカウンターに呼ばれて、
出来上がるまでの作業を眺めて着丼を待つ形式。
武志5号 900円 + 味玉 100円
表面に浮かぶ鶏油・チャーシューは同様ながら、
ネギは排除されシナチクも短い物に変更される。
一口すすると丸鷄とおぼしきマイルドな清湯で、
優しい口当たりだが鶏ならではの旨味と甘味が、
しっかりと引き出されているがしつこさは皆無。
前回は醤油の奥行きやどっしり感が際立ったが、
それと比べると今回の醤油ダレはスキッとして、
清湯の味わいを引き立てる切れの良い仕上げで、
更にこれは後半への伏線も含まれた計算だった!
麺は東京の製麺業者に何度も何度も掛け合って、
加水率が高めの細い平打ち麺に仕上がっている。
すすり心地のよい引きと喉越しが特徴的であり、
束になってスープを持ち上げるタイプで好感触♪
武志さん的にはもう少し細くしたいとの事だが。
煮干玉(和え玉)200円
元ダレが掛かった麺には角切りチャーシューと、
煮干しのペーストが味変アイテムとして掛かる。
とりあえず全て混ぜ込んでそのままですするが、
醤油と煮干しの段階で間違絵のない組み合わせ♪
正直、鶏清湯スープがかなり私のドンピシャで、
煮干しでスープを濁すべきか…かなり迷ったが、
やはり味変も試してみたくてスープに入れると…
鶏と煮干しの割り合いが見事にマッチしている!
醤油の要素を控えた事により煮干しを邪魔せず、
鶏ニボの相乗効果を発動させて伏線を回収する、
そこまでの計算がなされているからこその演出!
相変わらず独学であり無化調にも拘っているが、
20歳ぐらいの学生さんが作るラーメンだとは、
信じられない味わいと完成度に唸らされた中年!
2度目だったので武志さんも覚えてくれていて、
私のインスタ写真をネタに声を掛けてくれたり、
居心地の良い接客と時間までも提供してくれた。
【追記】
※現在、武志さんは年内開業に向けて準備中で、
彼の地元である飯塚市で私も待ち遠しい限りだ!
予定地住所:飯塚市下三緒杉山311-35