そこに隣接する『グロッサリア』を偵察すべく、
入ってはみた物の余りにもお洒落な空間すぎて…
初老のオッさんには余りにも場違いだったので、
さすがに1人で食事する度胸など微塵もなくて、
まだ営業中だった『泰平楼』でラーメンを実食!
ラーメン(並)600円
昔ながらの正統派いにしえ系豚骨のビジュアル、
キクラゲはなく最初から白ゴマが振られている。
お新香巻き 1本70円
この日はまだ運よくお新香巻きが残っていたが、
早ければ13時前には品切れてしまう人気商品♪
これと豚骨スープの組み合わせがまさに絶妙で、
沢庵のコリッとした食感が堪らない裏番的存在!
所謂「煮豚」的スタイルのチャーシューが2枚、
脂身がトロンとしてご飯が欲しくなる味付けだ。
注文の際、麺の茹で加減は尋ねられなかったが、
出されたのはテロっと柔らかく茹でられた細麺。
ライトな口当たりだが慈悲深い味わいの豚骨と、
柔らかい細麺とが絡むと言うより馴染む相性で、
時々、お新香巻きで口の中をリセットしながら、
小気味よいテンポで食べ進めサクッと完食した♪
言い方として良くないがボロくて薄暗い店内や、
傾いたカウンターにガラスのおにぎりケース等、
昭和の風情と佇まいしか感じられないこの店が、
50過ぎのオッさんには堪らなく愛おしい存在♪