13時55分、昼営業ギリギリに入店するも、
私が入った後から駆け込みで4人が入店した!
それから間もなく店の中に暖簾がしまわれた。
午前中が忙しかったのでかなり遅めの昼食で、
サイドは付けずチャーシュー麺の一択だった。
チャーシュー麺 820円
この日の湯切りは若大将ではなく年配女性で、
慣れた手つきでピシピシと平ザルに打ち付け、
チャーシューで覆われたいつもの盛り付けで、
今回はこそっとキクラゲを抜きでお願いした。
モサッとした食感の茹で豚系チャーシューが、
丼の表面を覆い尽くすように七枚浮かべられ、
その厚さもマチマチだが確かに腹持ちは良い♪
こちらではメンマでなく茹で田筍が使用され、
低温で炊いて搾られた豚骨スープとヤワ麺が、
まさに絶妙な加減で馴染みをみせる仕上がり!
相当あっさりとした味わいの清湯系豚骨だが、
清湯ならではの慈悲深い味わいと懐の深さで、
いにしえ系豚骨を旨みをしみじみ実感できた。
あと数年後に創業60年目を迎える老舗店の、
長年積み重ねてきた歴史を感じる一杯だった。