福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『宗像さつまラーメン』宗像市旧道沿い(〆)

f:id:aosan1968:20230130185957j:image

 

ついに最終営業日を迎えてしまった『さつま』

 

同店に通うきっかけになった醤油ラーメンと、

 

半チャーハンで締め括るべくピーク時を避け、

 

14時過ぎに入店しカウンター席に通された。

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190022j:image

 

さすがに閉店バブルで店内はそれなりに混雑、

 

店主さんはフル回転で中華鍋をシャカシャカ、

 

豚柄の皿に熱々チャーハンが盛り付けられた!

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190048j:image

f:id:aosan1968:20230130190117j:image

 

醤油ラーメンには好物のバターをトッピング、

 

私の自動オーダーであるキクラゲ抜きで提供♪

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190142j:image

 

ラーメン・半チャーハン定食850円

 

店主さんはとっても人当たりが良く穏やかで、

 

初代から引き継がれてから15年間に渡って、

 

『さつまラーメン』の暖簾と味を守り続けた。

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190216j:image

 

店主さんとこんなに長い付き合いになるとは、

 

店主さんも私も髪の毛の色が白くなったし(笑)

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190219j:image

 

店主さんも私も父親が亡くなってしまったが、

 

彼の慰めや励ましの言葉を頂いて冗談抜きに、

 

精神的にも本当に助けてくれる理解者だった。

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190357j:image

 

鶏ガラスープと宗像市産醤油を使ったかえし、

 

この素朴な旨さのスープにバターが溶け込み、

 

製麺屋慶史の細ちぢれ麺がしっかりと絡んで、

 

この組み合わせが私の胃袋を鷲掴みしていた!

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190423j:image

 

最後に店主さんに写真を撮影させて頂いたが、

 

彼の表情からは明らかに前向きさが感じられ、

 

これから関係性は変われど連絡は取り合うし、

 

私も努めて明るく振る舞って店を後にしたが…

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190455j:image

 

入り口を閉じて「閉店」の張り紙を目にして、

 

同店が無くなるその現実に引き戻された瞬間…

 

まさに「堰を切った」ように涙が溢れ出した!

 

自分でも驚くほどのダメージだったらしいが、

 

どこかその事実を否定し続けていたのだろう。

 

 

 

 

 

f:id:aosan1968:20230130190528j:image

 

この丼とチャーハン皿は15年前に頂戴した、

 

先代から代替わりされて間もない頃だったが、

 

欠けたり文字が擦り切れた丼を買い替える際、

 

店主になりたての彼からご好意で頂いた次第、

 

勿論、飾ったりせず大切に使わせて頂きます♪