九州女子大のそばにあるいにしえ系ラーメン店、
ここはこの先も見守って行かなければならない。
一年ぶりの入店で先客は常連とおぼしき女性客、
多分にお水のオネーサン風情でいらっしゃるが、
親御さんより年配の店主夫妻と談笑されていた。
ラーメン 550円
昨年は500円だったがさすがに値上げされた、
最初っからスープの表面には白ゴマが散らされ、
紅生姜も盛り付けられるのがこの店のスタイル。
軽い口当たりの豚骨ながら程よいコクが備わり、
スープ表面には必要最小限の油脂が浮かぶだけ、
子供さんでも安心して頂ける懐かしい味わいだ♪
チャーシューは一見するとパサっぽい肌艶だが、
これが意外やしっとり食感で塩加減も丁度良い。
ヤワめに茹でられた麺はスープとも馴染みよく、
飲んだ後でもスルスルと頂けそうないにしえ系♪
店の外観とか出前用のスーパーカブだけでなく、
厨房・カウンター・椅子・壁紙・商札の全てが、
古き良き「昭和感」が漂っている居心地の良さ♪
厨房で麺を湯切りする大将の眼差しは力強いが、
こちらも見るからに後継者が居られない様子で、
今後もその動向をきちっと見守り続ける所存だ。